次世代PHS

総務省にて、2.5GHz帯の電波割当方針が決定し、次世代PHSの実現に向けて、また一歩進みました。WiMAXっていうのをよく聞くわけですが、色んな利害を持った企業や業界が、自分たちにとって都合のよいローカルルールをいっぱい持ち込んでくるわけで、かなり複雑な仕組みになってしまっているようです。ボクたちの分野ではXML(とそれに派生する技術群)がそれに当たるでしょうか。そう考えると、Willcomの次世代PHSは基本設計を1社(1グループ?)でやっている分だけ、シンプルかつ利用効率が高そうな印象を抱きますので、大変好感が持てます。
特に、電波みたいに空間を媒体とする伝送では、媒体自体が共有物ですし、安易に数を増やしたり重畳したりするわけにもいきませんので、後になってから仕様追加することを考えると、素人目にはシンプルであればシンプルであるほど良いと思われます。

「いやいや、そういう追加が発生しないように初期設計時に全ての仕様を徹底的に洗い出すんだよ」

というような強烈な業界なのでしたら、こんな感想に意味は無いのでしょうが、少なくともソフトウェアの業界では仕様追加が無い方が稀な気がします。

全然別件ですが、下記のソフトバンクのコメントはさすがに吹き出しました。