あと少し

レッツノートLightの冬モデルを見てきました。10年前のモバイルPCのような分厚さに圧倒されました。最近は、ファンを内蔵したこともあり、それが気に入らない、という評判ですが、その代わりに圧倒的に速くなったという噂もあり、とりあえずこの点についての個人的な評価は「可」ということにしています。
さて、分厚くなったとは言ってもどのくらい分厚くなったのでしょうか?

何はさておき、このようにスペックを見る限り、悲願達成の布石がここまで敷かれた以上、光学式トラックボールの搭載も秒読み段階と思われます。トラックボール搭載の搭載によるメリットには下記のようなものがあるでしょう。

  1. 高い操作性
    • トラックボール、あるいはマウスなどの)PDの携帯が不要
    • それに伴う高い省スペース性
  2. 作業効率の向上
    • 手がホームポジションから動かないため、プログラミングの実装効率が飛躍的に向上します。特に、最近意識的に使っているRDE(Ruby Development Environment)などのIDEを使う場合、Emacsとは違い、どうしてもPD操作が必要になるため、この要素が重要です。
  3. タッチパッドにありがちなミスタップ(クリック)からの脱却
  4. デザイン性の向上

課題としては、以下のようなものが考えられますが、些末なものと言って良いでしょう。

  1. CF-A3のようにボールの部分が少し下に出っ張るかも知れない。
  2. スクロール機能が多少貧弱
    • HITOのように、トラックボールのまわりにジョグホイールを取り付けると良いのですが、それだけのスペースを用意できるかどうか、ちょっと心配です。
  3. 防滴性能の維持
    • たぶん簡単にクリアーできると思いますが、従来の実装方法では確実に濡れます。

というわけで、Let'snote Lightは着実にトラックボールモデルへの回帰を果たすべく、進化していることがよく判り非常に嬉しくなりました、というお話でした。