HP Mini購入

ノートPCにトラックボールを内蔵して欲しい、という思いはここ8年変わってはない無いはずなのですが、とうとう根負けしてしまいました。(一度ケチが付いたモノはいつまで経っても出てこない・・・)
先週、HP Miniのハイパフォーマンス・モデルを購入しました。あまり準備期間もおかず「エイヤ」で買ってしまいましたが、アプリケーションの動作とかに関しては不満無しです。
HP Mini: http://h50146.www5.hp.com/products/portables/personal/mini_note2133/

問題なのはハードウェアとしてのレベルの低さ。古くからZaurusThinkPadトラックボール搭載レッツノートレッツノート・ライトと触ってきた身の上としては、残念ながら高い評価は与えられません。
仕様書に表記される性能を見た感じでは、コストパフォーマンスが非常に高いのですが、コレの3倍支払ってレッツノート・ライトのプレミアムモデルを買うだけの価値があることがよく解りました。今回の用途に見合わないため、購入を見合わせましたが、改めてレッツノート・ライトの偉大さを思い知りました。

キーボードを自慢げに紹介しているHP Miniですが、これもヒドい。キーピッチが17.5mmとハッキリ言って広すぎ。そこは諦めたとして、キーアサインに対する反応がいい加減なのが致命的。プログラムを書くときに、「Shift + Fn + →(Shift + Home)」のような入力が発生するわけですが、反応しないこともたびたび。

さらにこれ。大変重いので困りました(下表参照)。移動体で使用する場合、「ケース2」の構成が最軽量ですが、バッテリーが4.5時間程度と短めの上、ディスプレイの開きも悪くなり使いづらいのです。「ケース4」の形態が在るべき姿ですが、重量・容積の都合から「ケース1」を選択しがちです。

No 部品名 重量[g] ケース1 ケース2 ケース3 ケース4
1 本体 1,090 1,090 1,090 1,090 1,090
2 小バッテリー 180 180 0 180 180
3 大バッテリー 345 0 345 345 0
4 電源アダプター 230 230 0 0 230
5 電源ケーブル 165 0 0 0 165
6 電源口 40 40 0 0 0
1,540 1,435 1,615 1,665

レッツノート・ライトのCF-R8なら【標準バッテリーで8時間駆動なので、930gだけでOK。電源アダプタ+ケーブルで200g程度。】と考えると、HP Miniは「やっぱり値段相応の安っぽいオモチャなのだ」と思い知らされる次第です。(^^;